「外資系に転職をしたいけど、TOEICを持ってた方が有利なのかな」
「外資系企業に入社する時って、TOEICの点数はどれくらい求められるの?」
「業界ごとに必要なTOEICの点数を知りたい!」
そんなお悩みを解決していきます。
自由な働き方や高収入などのイメージがある外資系企業に一度は転職したいと憧れますよね。
多くの外資系企業では、ビジネスを円滑に進めるために高い英語力を求めます。
個人の英語力を測るための指標として、TOEICの点数を基準とすることが多いです。
結論、TOEICで700点以上を持っていると外資系への転職で有利になります。
さらに、この記事では以下の内容を解説していきます。
この記事で分かること
- TOEICの点数が高いと外資系への転職に有利になる!
- 【業種別】外資系の転職で必要なTOEICの目安5選
- 外資系への転職で必要なTOEICの勉強法4ステップ
- TOEIC以外で外資系への転職で求められるスキル3選
外資系企業に転職したいけれどTOEICの基準がわからないと悩んでいる方におすすめの内容になっています。
この記事を参考に、外資系への転職を目指してみてください!
TOEICの点数が高いと外資系への転職に有利になる!
基本的にTOEICの点数が高いと、外資系への転職で有利になります。
TOEICで一定の点数以上を持っている場合、基礎的な英語力を持っていると評価してもらえるからです。
具体的には、TOEICで700点以上を目安にしましょう。
一般的にTOEICで700点を超えていると、仕事などで必要な英語力は身についていると評価してもらえるからです。
これから勉強される方は700点以上を目安に勉強を進めていきましょう。
ただし、多くの外資系企業は面接の段階でも英語力をチェックします。
TOEICの点数が高いとしても、面接での受け答えで英語力を発揮できないと落とされる可能性があります。
面接でも柔軟に対応ができるように、準備しておきましょう。
【業種別】外資系の転職で必要なTOEICの目安5選
ここでは外資系の業種別で必要なTOEICの目安を紹介します。
業種によって必要な英語力が変わってくるため、希望業種の目安を基準にTOEIC取得を目指しましょう。
紹介する業種は、以下のとおり。
- 金融
- 商社
- コンサルタント
- メーカー
- ホテル
金融
金融への転職を考えている場合は、TOEICで800〜900点以上を目安にしましょう。
金融は聞き間違いや誤解などで大きな損害が起きるため、高い英語レベルが求められます。
細かいやりとりや専門用語でのやりとりを英語で行うため、小さなミスも起こさないようにすることが必要です。
対話だけでなく、メールや電話などでも英語を使ってスムーズに仕事をできるレベルが求められます。
金融に入った後にスムーズに仕事ができるよう、800〜900点以上を目安にしましょう。
商社
商社への転職を考えている場合は、TOEICで750〜850点以上を目安にしましょう。
商社は海外の方と頻繁に連絡をとることが多いため、専門的な用語を使いながら、会話ができる英語力が必要になります。
さらに商社で働くと海外勤務になる場合があるため、ビジネスや生活を円滑に進めるための高い英語力が必須です。
商社に転職するために、TOEICで750〜850点以上を目安にしましょう。
コンサルタント
コンサルタントの業界に転職を考えている場合は、TOEICで800〜900点以上を目安にしましょう。
コンサルタントは顧客に対して、高い提案力や詳細なやりとりが必要になります。
ビジネスを円滑に進め、相手にあわせたプレゼンをするため、高い英語力が必須です。
すでにコンサルタントの仕事をしていても、英語力がなければ落とされてしまいます。
高い英語力を証明するために、TOEICで800〜900点以上を目安にしましょう。
メーカー
外資系のメーカーに転職を考えている場合は、TOEICで700点以上を目安にしましょう。
メーカーの場合はどの職種に就きたいかによって必要な点数が変わります。
たとえば、営業部やカスタマーサービス部などはメールやミーティングに対応できるくらいの英語力があれば仕事に支障はありません。
ですが、管理職になったり、エンジニア職で論文を読んだりする場合は800〜900点以上が必要です。
求めている職種によって必要な英語力が変わってくるため、まずはTOEICで700点以上を目安にしましょう。
ホテル
外資系のホテルに転職を考えている場合は、TOEICで700点以上を目安にしましょう。
ホテルの場合は、どのポジションで仕事をするかで大きく変わってきます。
受付やゲストサービスなどのお客様とスムーズなやりとりが求められる場合は、最低限の英語力が必要です。
スムーズに仕事をするために、TOEICで700点以上を目安にしましょう。
外資系への転職で必要なTOEICの勉強法4ステップ
TOEICで700点以上を取るためには、日頃から英語を勉強することが必要です。
ここでは、おすすめの勉強方法をお伝えします。
おすすめの勉強方法は以下のとおり。
- 高校英語までの文法を勉強する
- 必要な語彙力を身につける
- 時間を意識してTOICE対策の参考書を何度も解く
- 間違えたところを何度も復習する
高校英語までの文法を勉強する
TOEICで700点以上とるためには、高校英語までの文法を十分に理解しておきましょう。
なぜなら文法を理解していないと、問題を解くのに時間がかかったり、文章の意味を間違って解釈してしまったりするからです。
また、TOEICではPart.5とPart.6で文法問題が出題されます。
文法を曖昧にしたままで対策していないと、700点以上を出すのは難しいです。
特に以下の人は文法の勉強を取り入れましょう。
- 中学英語や高校英語の文法が曖昧
- 問題を解くときに単語から読み解くことが多い
文法を勉強する時のおすすめの参考書
TOEIC(R)テスト英文法 プラチナ講義
一冊でTOEICに必要な文法を復習できるため、何度も勉強して文法をマスターしましょう。
必要な語彙力を身につける
TOEICで700点以上をとるためには必要な語彙力を身につけましょう。
文法をマスターしても、単語を知らないと文章を理解できずに問題が解けなくなってしまいます。
一般的に700点以上とるためには約5000〜7000語の単語が必要なため、効率よく勉強することが大切です。
単語はスキマ時間で勉強がしやすいので、何度も復習して身につけるようにしましょう。
おすすめの参考書は以下の二つ。
単語を勉強する時のおすすめの参考書
- 『TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ』
- 『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』
まずは基礎的な単語を身につけるため『銀のフレーズ』を使って勉強するのがおすすめです。
『銀のフレーズ』が終わったら、『金のフレーズ』を使った勉強に移りましょう。
二つの参考書を活用することで、着実に語彙力をあげられます。
時間を意識してTOEIC対策の参考書を何度も解く
TOEICの点数を伸ばすためには、時間を意識しながらTOEIC対策の参考書を何度も解くようにしましょう。
参考書を解くことでTOEICの傾向と対策が分かります。
出やすい問題の形や自分の苦手なところなどを見つけることで、対策することが可能です。
また、時間を意識することで本番と同じようなスピード感での練習ができます。
TOEICの点数を効率的にあげる方法として、まずはPart.5と模試を勉強するのがおすすめです。
Part.5を勉強する時のおすすめの参考書
TOEIC L&R TEST パート5特急 基本の150 (TOEIC TEST 特急シリーズ)
模試を勉強する時のおすすめの参考書
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10
公式の問題集は最新版を選ぶようにしましょう。
時間を意識しながらTOICE対策の参考書を何度も解いて点数をあげていくことが大切です。
間違えたところを何度も復習する
問題を解いた後はそのままにせず、間違えたところを何度も復習しましょう。
間違えた問題をそのままにすると、なにが出来なかったのかが理解できずに点数がなかなか上がらなくなってしまいます。
まずは間違えた箇所を把握することが大切です。
なぜ間違えたのかを理解し、勉強し直してから問題を解き直しましょう。
何度も復習を繰り返すなかで、苦手な問題が解けるようになります。
点数をあげるためには、苦手分野を理解し、復習することが大切です。
TOEIC以外で外資系への転職で求められるスキル
外資系企業に転職する際に、英語以外に求められるスキルがあります。
求められるスキルは以下のとおり。
- 論理的思考力
- コミュニケーション能力
- 柔軟な考え方
論理的思考力
仕事のなかで状況を冷静に判断し、筋道を立てながら論理的に思考していくことを論理的思考力といいます。
外資系企業ではスピード感を持って結果を出すことが求められるため、論理的思考力が必要です。
問題点の分析を素早く済ませ、端的に伝えることで仕事が早く進みやすくなります。
面接の中でも、質問の回答などはダラダラ答えるのではなく、要点を押さえて過不足なくつたえることを意識しましょう。
コミュニケーションスキル
外資系への転職では、コミュニケーションスキルが大切です。
コミュニケーションスキルが不足していると英語力があっても、仕事が上手くまわりません。
コミュニケーション不足は社内の中だけでなく、取引先にも迷惑をかけてしまいます。
反対にコミュニケーションスキルがある人は、信頼関係が築けるので仕事がうまくいきやすいです。
面接では、求職者のコミュニケーションスキルも見られています。
まずは、基礎である「話す力」と「聴く力」を面接の中で出せるように、日頃からコミュニケーションスキルを磨くようにしましょう。
柔軟な考え方
外資系企業では働くときは柔軟な考え方が求められます。
日本だけでなく、様々な国籍のかたと一緒に仕事をするので、価値観や文化に対して柔軟に受け入れる必要があるからです。
自分の価値観だけでなく、多様な価値観を受け入れることで周りからも信頼されやすくなります。
英語力を身につけながら世界に目を向け、柔軟に考えていくことを意識しましょう。
まとめ
結論、基本的にTOEICの点数が高いと、外資系への転職で有利になります。
この記事のおさらいです。
- TOEICで700点以上あると外資系への転職で有利になる
- 業種によって求められるTOEICの点数は変わってくる
- TOEICでおすすめの勉強は「基礎を勉強する」「対策問題を解く」「復習」の順番で行う
- TOEIC以外で必要になるスキルは「論理的思考力」「コミュニケーションスキル」「柔軟な考え方」
外資系企業に転職するために、今日から英語力を身につけるようにしましょう。
勉強を先延ばししてしまうと、外資系企業に入ったあとで大変になってしまったり、外資系企業への転職が上手くいかなかったりしてしまいます。
まずは、勉強を始めてから考えるようにしましょう。
もし、なにか転職の中でわからないことがあればぜひ相談窓口からご相談ください。
少しずつの積み重ねであなたの英語力はどんどん上がっていきます。
ぜひ一歩踏み出して、理想のキャリアを目指していきましょう。